今日、お昼前に部屋で洗濯物を干していると…
ピンポン!ピンポン!ピンポーン!!
とチャイムが3回鳴り、玄関のドアを、
ドンドンドンドン!!
と物凄い勢いで叩く音が!
え!?なにこれ怖いんですけど…
借金の取立てとか無縁なんですけど…
と思いながら、外は覗かずに受話器で出てみることに…
「水道局からきました!水道の放射能の数値の案内が来ていると思うんですけど、お話いいですか!?」
と、受話器越しに活きのいい声が。
何のことを言っているのか分からないので、チェーン越しに出てみると、30代ぐらいの、前歯6本が虫歯で真っ黒な、作業服のにーちゃんが立っていました。
「あれ?案内の文章きてないですか?4月と9月に市か管理会社から行くよう義務付けられてるんですけど、他のお宅は案内がきてると言ってましたよ?」
と、活きの良いにーちゃん。
「え?何も着てないですし、インターネットで放射線量を見ているので、別に困ってないですけど」
と、私。
「あーそうなんですか?数値が出て無くても放射能ってありますからねー!それでですね!今までは企業販売しかできなかったうちの浄水器なんですけど…」
と、急に口調が怪しくなるにーちゃん。
うっほ!訪問販売じゃんw
水道局ってなんだよ!!と内心思いながら、
「うちはお水はペットボトルで買っているのでいらないです!」
と、私。
「え~でも買ったら高くないですか?うちのなら月2,900円ですよ!本当なら設置料取るんですけど、今ならタダですから!!」
と、鼻息を荒くしながらカタログを見せるにーちゃん。
「買っているお水が安いから月にそんなにかかってないし、第一そんなにでかい浄水器このアパートのキッチンに置けませんよ?アパートの管理会社の強制ですか?」
と、私。
「強制では…ないですけど…これでかいですか?キッチンに置けなきゃリビングに置いてもいいんですよ!」
と、カタログを2度見するにーちゃん。
「リビングなんて余計邪魔ですし無理です!」
と、私。
「そうですか~それでは名刺とカタログだけ置いておきますね」
と、意気消沈したにーちゃんは、名刺とカタログを私に渡し、そそくさと去っていきました。
その後、貰った名刺の会社をインターネットで調べると、どうやら光回線工事の悪徳詐欺の会社でした。
光工事も世の中ひと段落したので、次は浄水器に目をつけたんでしょうねw
まったく人騒がせなセールスでした。
よく考えてみれば、水道局が一軒一軒訪問するのもおかしいしw
その後、ご主人タマにメールで報告したら、すぐに「生きてるか?!」と心配の電話がかかってきましたw
ま、生きていないとメール出来ないんですけどね。
そして、夜にチャイムを3回鳴らして、ドアをドン!ドン!ドン!と叩いて「水道局で~す」と言いながら、ご主人タマが帰ってきました…
みなさんも訪問販売と冷やかしには気をつけてくださいね~
[1回]